オリーブオイルというと「イタリア」や「スペイン」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが、世界有数のオリーブ生産国がトルコであることをご存じでしょうか。
近年、健康志向の高まりとともに「トルコ産オリーブオイル」が日本でも注目されています。
その美味しさと品質の高さから多くのメディアで取り上げられ、テレビ朝日『グッド！モーニング』でも取材を受けました（2025年10月27日放送）。
世界のオリーブ市場が変わる 気候変動と生産地のシフト
近年の気候変動は、オリーブ生産にも影響を与えています。
伝統的な主要生産地であるイタリアやスペイン、ギリシャなどでは、干ばつや異常高温により収穫量が減少する事例が増えています。
こうした収量の不安定化により、世界的にオリーブオイルの供給はタイトになりつつあります。
その結果、比較的安定した気候を持ち、急速に生産量を伸ばしているトルコへの注目が高まっています。
エーゲ海沿岸を中心とするトルコのオリーブは、長年の栽培文化と豊かな自然が育てた香り高い実を使い、安定した収穫が見込まれることが強みです。
トルコ産オリーブオイルの特徴
トルコのオリーブオイルは、エキストラバージンオリーブオイル（EVOO）として高く評価されています。
特にエーゲ海沿岸のアイワルク地方では、手摘みや低温圧搾にこだわる生産者が多く、収穫から短時間で搾油することでフレッシュな香りと味わいを保っています。その結果、ポリフェノールやビタミンEといった抗酸化成分が豊富に残り、健康・美容面でのメリットも期待できます。
価格高騰と為替の影響 いま買うべき理由とは
ここ数年、世界的な不作によりオリーブオイルの市場価格は上昇しています。
加えて、円安やユーロ高といった為替の変動も輸入コストを押し上げており、日本国内での販売価格に反映されています。
そのため、品質とコストのバランスを考えると、トルコ産は魅力的な選択肢です。
ヨーロッパ産の希少な高級オイルは価格が上がる一方で、トルコ産は比較的安定した供給とコストパフォーマンスを両立している銘柄が多く、賢く選ぶ価値があります。
香り高く、料理を選ばない万能オイル
太陽と海風に育まれたトルコのオリーブは、華やかでフルーティーな香りが特徴です。
エーゲ海の恵みを閉じ込めたようなオイルは、サラダやパスタはもちろん、和食にも自然に馴染みます。
焼き野菜や冷奴にひとまわしするだけで、手抜き料理がぐっと格上げされます。
野菜・肉・魚・和食にも合わせやすいトルコのオリーブオイル
美容と健康にうれしい効果
トルコ産オリーブオイルにはオレイン酸（オメガ9）が豊富に含まれ、悪玉コレステロールを下げる働きが期待できます。
さらに、ポリフェノールやビタミンEは抗酸化作用が高く、アンチエイジングや肌の健康にも寄与します。
最近は「飲むオリーブオイル」として朝の習慣に取り入れる方も増えています。
オリーブの専門家が選ぶ“本物の一本”
オリーブオイル・ストーリーズでは、現地の生産者を直接訪ね、味・香り・鮮度を確認したうえで輸入しています。
地中海の恵みと作り手の情熱を、できるだけそのままお届けすることを心がけています。
